手帳術より『一生かかっても知り得ない 年収1億円手帳 』


こんちは、高橋政史です。

今日、ご紹介する1冊は、
ベストセラー『一生かかっても知り得ない 年収1億円思考』
の著者・江上浩さんのシリーズ最新作、

 『一生かかっても知り得ない 年収1億円手帳 』
  江上 治 、経済界
  →http://www.amazon.co.jp/dp/476678555X/takahashimasa-22/ref=nosim

です。

ビジネス書をよく読まれる方は、この本を手にしたとき、

「当たり前のことが書いてある」
「俺には関係ない・・・」
「あっ、知っている」

と思うかもしれません。

以前の私なら、一読してそう思ったにちがいありません。そして、本書でいうところのやらなくてもいい「負けパターン」を繰り返すことになっていたことでしょう。

私には、20代半ばでベンチャー企業に転職し、毎日50件を超えるのテレアポ営業をしていた時期があります。若くて、成功したい情熱にあふれ、毎日気合を入れて電話をかけるのですが、いつしか電話をかけること、営業ノルマをこなすことが辛くなっていきました。そして、いつの間にかこの本の中にも登場する「やらされ感」にさいなまれるようになります。

この本は、あのときの自分で読ませてあげたい1冊です。それと同時に、ついつい頭でっかちになり、小さなプライドにしがみつく今の自分に、いま一度、ビジネスの基本と、自分自身の原点を見つめ直すために手に取りました。

読み進めていくうちに、「あっ、自分はこれまで真逆のことばかりしてきたな・・・」という反省とともに、これから私が「自分のものさしにする”10のこと”」と「自分自身に置き換えたいキーフレーズ」をまとめたものが以下の「ものさし10」と「キーフレーズ」です。

これは、あくまでも、私の主観にもとづくものですので、ぜひご自分の視点で「ものさし」と「鍵」を見つけて見つけてみてください。

私がそうであったように「手帳術」の本や雑誌の特集につい目が行く人、毎年手帳を別なものに変える人にとって、本書は、手帳の概念そして仕事に対する考え方を根こそぎ変えてくれる。そんなインパクトをもつ本です。

読み方のコツは、3度読み。ひとつひとつの言葉はシンプルで、さっと通り過ぎてしまいそうになりますが、ときおり立ち止まってみて、「この言葉の背景は?私にとってどんな意味がある?」と、自分自身に問いかけをしながら読んでください。

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■「ものさし10」

1.「スケジュール管理思考」から「目的思考」へ→ポイントは「1ページ目」

2.「目標設定」より「目的から始める」→ポイントは「すべて!目的から」

3.「やらされ感」から「ワクワク感」へ→ポイントは「手と脳作業」

4.「小型手帳」から「大型手帳」へ→ポイントは「ロードマップと写真」

5.「理屈から入る」より「イメージ!」→例)80歳三浦雄一郎の3度目

6.「続ける技術」より「非常識な約束」→ポイントは「仲間と協同」

7.自信回復キーワードは「自分が原因」を思い出す→
  ポイントは「勝ちパターン」。「自信は、過去にある」

8.「1日も休まない」

9.「奪う人」から「与える人」へ→ポイントは「金の使い方」

10.なぜ「現代人は、イメージから入ることが少なくなって、
  理屈を言うことが多くなった」のか?

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■【他キーフレーズ】

手帳とはスケジュール帳でない。
手帳とは目的を実現させるための武器だ。

「日本一の美容室になる」目的のもとで、
「百人の経営者をつくる」目標を立てる

理屈や数字で考えると、人生は切り拓けない

長い時間を掛けて、人間関係を構築し、相手を儲けさせるからこそ、そのお礼という形で紹介を受けるのである。

このときの教訓は「計算から入ってはいけない」。

「失敗の責任は自分である」と覚悟を決める。

5つのポイント
1.ワクワク感を原動力にする
2.与える人(会社)になる
3.応援される人(会社)になる
4.ライバルを持つ
5.同志(協力者)をつくる

自分のためにしか頑張れない人というのは、成功しない

「与える」発想、仕組みには、課題を克服していく強さが秘められている

ビジネスは人脈で成り立っている。自分一人の力、能力を謙虚に受け止めて、協力者を増やした人間が、永続して勝つのである。
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年収1億円手帳

http://www.amazon.co.jp/dp/476678555X/takahashimasa-22/ref=nosim

高橋政史 の紹介

高橋政史(たかはし・まさふみ) クリエイティブマネジメント株式会社 代表取締役。1967年、群馬県高崎市生まれ。メーカー勤務時代に3tトラック1台分の営業資料を畳4畳半ほどにスリム化。その後、香港のマーケティング 会社のCOO(取締役)を経て、戦略系コンサルティングファームにて経営コンサルタント。現在、戦略立案から会議・報告書・プレゼンまで、すべての仕事をフォーカスする「仕事のGPS」研修を実施。主な導入実績は、IT企業、金融機関、通信会社、商社、外資系金融機関、自動車メーカー、事務機器 メーカー、通販会社、流通企業、精密機器メーカー、医療機関他。 また、【読み・書き・プレゼン「1枚の学校」】を主催。ビジネス・パーソン、経営者、教育関係者、医師、現役官僚、大学教授まで、幅広い層が参加している。 著書 『100のスキルよりたった1つの考え方で仕事が変わる』(最新刊4月15日発売)『すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術』(11刷5万部突破)『必要な知識を15分でインプットできる速読術』(クロスメディア・パブリッシング)、『マインドマップ 問題解決』『マインドマップ会議術』(ともにダイヤモンド社)。 クリエイティブマネジメント 公式サイト http://www.creative-management.jp
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