こんにちは、高橋政史です。
今日の1冊は、
山口県は維新の地において「日報で日本一が7社」。
日報コンサルタント・中司祉岐さんの最新刊
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『小さなひらめきが成果に変わる A4マイ日報で「勝ちパターン」仕事術』
(幻冬舎ルネッサンス)
http://www.amazon.co.jp/dp/477900988X/takahashimasa-22/ref
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です。
▼なんで、これで「日本一」!?
この本を手に取った人はそう思うだろう。
この本に書かれていることを要約すれば、
★日報の「成功3原則」で誰でも年収がアップする!
このひと言です。
▼成功の3原則は、
1.ゴールを決める。
2.日報を毎日書く。
3.日報を振り返る。
これが、私が読み取った「マイ日報」で「成功3原則」です。
「えっ、それだけ?」と思ったでしょうか。
そう、それだけです。でも、この感覚が落とし穴になります。
なぜなら、「そんなの当たり前!」と思い込んでいることほど、
じつは「やらない」ものなのです。
この本を読んだ30代以降の人は、
「なんだ、これってビジネスの初級編じゃない」
と思うにちがいありません。なぜか?あまりにも「初歩的なこと」
しか書かれていないように“見える”からです。
▼この本の読み方は、
「自分はできているだろうか?」
という問いかけをしながら読むこと。
そして、「えっ、そんなの当たり前じゃない」と思った箇所があったら、
すかさず「自分はできているだろうか?」と問いただして欲しいのです。
すると、
「あっ、できていない・・・」
ということに気づくことに。
この「えっ、当たり前」と「できていない・・・」の間にある
ギャップにこそ、あなたの「年収アップ」の秘密が隠れています。
▼たとえば、
本書の中に登場する
「行き詰まっているときは、とかくひとりよがりになっている」
「予定と行動の差をチェックしてみてください」
「具体的な数字として掲げる」
一見すると、「そんなの当たり前」と思ってしまいますが、
でも、「できているだろうか?」と自分に問いかけてみると、
意外とできていなかったりするシンプルな実践です。
この本を読みながら、
▼私の脳裏に浮かんでいた光景
があります。
それは日本の田んぼの風景。かつて9割のニッポン人の農民
でした。私の両親もともに農家の出です。農業には休みはあり
ません。秋祭りの一瞬をのぞけば、365日のほとんどは土と
まじわり
もし、あなたが30歳を超えていて年収700万円以下だとしたら
もう一度この本を読み返すことをおすすめします。なぜなら、この
本にはそこにある「年収700万円の壁」が1000を超える
「小さな改善」というブロックから成り立っている
この本は、1年前貯金が18万円だった男が1年で貯金が700万円
になった物語(年収でなくて、貯金が700万円というところに
注目)であり、毎月従業員の給与を払えないほど赤字を垂れ流して
いたパスタのお店が「いま、毎月100万円貯金できています」と
なった事実の数々。
そこには、365日・365枚・A4日報が生み出した「真実の物語」
があります。
▼必要なのは、
「あなたも簡単に成功できる!」自己啓発書でもなければ、
「私はこのやり方で成功した!」カリスマ列伝でもなければ、
「成功する会社に共通する理論がある」と大学の先生が語る本でも
ありません。
この本は「365日の記録から生まれた泥臭くて、地道な、そして
日本人が米作りに励むようなシンプルな営みから生まれる実践の
物語です」。
▼大ベストセラーとなった
『だから、あなたも生きぬいて』
の著者である弁護士の大平光代さんは、人生をもう一度やり直そうと
思い立ち、司法書士の試験を受けようとしたとき、まず中学校の教科書
の勉強からはじめたといいます。
建物と同じように、勉強にしても、仕事にしても、「基礎」となる
土台が命。
私もふくめ、つい基礎をおろそかにして、日々の忙しさに追われるという
ことをしてしまいます。
武道も仕事も、基本は、いつも「基礎」を繰り返すこと。
今日ご紹介したのは、
私自身、自分の「基礎」を見つめ直すために手にとった1冊。
山口県の「日報で日本一が7社」の日報コンサルタント・中司祉岐さんの
『小さなひらめきが成果に変わる A4マイ日報で「勝ちパターン」仕事術』
でした。
「毎日の基礎」固めに、ぜひご一読ください!