008【「頭の良さが9割」③→20代で「脳みその使い方」をシフトする瞬間】Vol. 008


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      ▼「1日3分!シンプル思考」008

       「頭の良さが9割」③
     →20代で「脳みその使い方」をシフトする瞬間

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 【今日のキーワード No.008】

  「脳みその使い方」

  ×思考整理が苦手な人は、「これまでと同じ」脳の使い方を続ける。
  ◎シンプルに考える人は、「脳みその使い方」を20代以降シフトする。
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▼こんにちは、「1枚の学校」の高橋政史です。

 昨日のメルマガ第7号、

    ▼「頭の良さが9割」②
→「勉強ができる」≠「頭の良さ」

 はいかがでしたか?

▼今日のテーマは、

「勉強ができる」≠「頭の良さ」

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▼まずは、「3/7」という数字からスタート。

 これは私がこれまでいっしょに仕事をしてきた年収1億稼ぐ7人のうち、
 3人はピカピカの学歴はないということを物語る数字です。

 「3人/7人中」は「勉強ができた」わけではありません。

 そのうちの1人。年収1億稼ぐコンサルタントの方は、

 「勉強するほどバカになる」

 と言います。ところが、面白いことに、彼はじつは大量の本を
 読みます。いや、正確には「読む」のでなく「使う」のです。
 大量の本の中から、自分がかかわる仕事の役に立つ知識だけを
 素早く見つけ出し、いらない他の知識を捨て、役立つ知識を
 実践を通して価値ある智恵に置き換えていきます。

 また他の1人。年収1億稼ぐクリエイティブ・ディレクターは、

 「本は読まない」

 と言い、本のたぐいのもの、ビジネス書はもちろん小説なども読み
 ません。にもかかわらず、誰よりも、ロジカルに語り、誰よりも、
 人を引き込む文章を書きます。そして、その話し(プレゼン)や文章
 (コピーライティングや企画)に、大手企業がお金を落とします。

▼年収1億円稼ぐ7人は、

 <中略>

 では、彼らの「頭の良さ」は、どこから来るのか?

 それは、育ちの良さか→答えは、NO。
 それは、性格の良さか→答えは、NO。
 それは、人脈の豊かさか→答えは、NO。

▼答えは、彼らの「20代以降」にありました。

 彼らに共通するのは、20代以降「いまの年収」を築く礎となる
 「脳みその使い方=頭の良さ」へシフトする瞬間があったとい
 うことです。

 その瞬間から、彼らはそれまでの「脳みその使い方」をガラリ
 と変えています。ギア・シフトというレベルの変わり方では
 ありません。

 それはまるで一般道を普通車走っていた人が、いきなりレーシング
 サーキットでF1の車に乗り換えるようなもの。彼らは、脳みその
 使い方をそれまでの学生仕様あるいはふつうのビジネスマン仕様
 から「超ビジネス仕様」へとシフトした瞬間があったのです。
 
 <中略>

▼以来、彼らは、長きにわたって、

 絶えず、来る日も来る日も。今日まで、自分の「脳みその使い方」を
 意識的に鍛えてきています。

 <中略>

▼落語の故・立川談志さんは、

 <中略>

 天才・立川談志にして稽古・稽古・稽古の「修練の日々」がありました。

 年収1億稼ぐ7人。

 彼らの年収1億の陰には、20代以降にシフトした「脳みその使い方」
 を、今日まで1日も休むことなく磨き続けてきた「修練の日々」の
 積み重ねがあります。

 そして、年収1億を超えている今でも、その手をゆるめず、
 自分の「脳みその使い方」を意識し、より質の高いアウトプット
 をよりスピーディに生み出せるように日々修練しています。

 それはまるで歌舞伎役者が晩年になっても稽古を毎日つづける
 ように、年収1億稼ぐ彼らは、自分の武器である「脳みそ」を
 使うことに対し、毎日、「意識的な訓練」をしています。

▼この「意識的な訓練」というところがポイントです。

 <中略>

▼さて、今日お伝えしたことは、

 「勉強ができる」≠「頭の良さ」

  そして、

 「20代からの、脳みその使い方を“意識的に訓練”し続けるかどうかで、
  頭の良さの良さは決まる。そして、仕事ができるかどうかは、その頭の
  良さで9割決まる」

 ということです。年収1億稼ぐ人たちの「頭の良さ」は20代以降、ビジネスの
 ステージで本当の勝負を始めたときにさかのぼります。

 人は、20代以降「脳みその使い方」を根本から変える瞬間が訪れます。

 それは転職であったり、起業であったり、そして多くのケース
 は、自分が欲しい未来をすでに歩んだ人との出会いから。

 先人の「脳みその使い方」に衝撃を受けるところから、人生の本当の勝負
 のステージが幕をあけるのかもしれません。

▼人生の本当の勝負は、20代以降からはじまる。

 理想は、20代で「仕事ができる」脳みその使い方=頭の良さの
 基礎トレーニングを徹底すること。そこで培った「脳力」を土台
 として、毎日、歌舞伎の稽古のように、自分の「脳みその使い方」
 を「意識的に訓練」することで、いつでも価値あるアウトプットを生み
 出し、お客さんからの評価と信頼を獲得し続けることです。

 「えっ、わたしは35超えたけど大丈夫?」

 という方もいるかもしれません。
 大丈夫です。
 いつからでも始められます。

 <中略>

▼だからといって、

 脳トレや、天才になれるとか、特別な思考法が必要なわけではありません。

 とても当たり前のことを意識して訓練するだけです。
 ビジネスで求められる思考(脳みその使い方)はじつにシンプルです。
 (じつは、人生もそうです)

 次回は、いよいよ、

 ★ビジネスで求められる「頭の良さ」とは何か?

 その本質に迫ります。

 キーワードは「ロジック」です。

 それでは、次回のメルマガを
 お楽しみ。

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 【今日のキーワード No.008】

  「脳みその使い方」

  ×思考整理が苦手な人は、「勉強と同じ」脳の使い方を続ける。
  ◎シンプルに考える人は、「脳みその使い方」を20代以降シフトする。
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高橋政史 の紹介

高橋政史(たかはし・まさふみ) クリエイティブマネジメント株式会社 代表取締役。1967年、群馬県高崎市生まれ。メーカー勤務時代に3tトラック1台分の営業資料を畳4畳半ほどにスリム化。その後、香港のマーケティング 会社のCOO(取締役)を経て、戦略系コンサルティングファームにて経営コンサルタント。現在、戦略立案から会議・報告書・プレゼンまで、すべての仕事をフォーカスする「仕事のGPS」研修を実施。主な導入実績は、IT企業、金融機関、通信会社、商社、外資系金融機関、自動車メーカー、事務機器 メーカー、通販会社、流通企業、精密機器メーカー、医療機関他。 また、【読み・書き・プレゼン「1枚の学校」】を主催。ビジネス・パーソン、経営者、教育関係者、医師、現役官僚、大学教授まで、幅広い層が参加している。 著書 『100のスキルよりたった1つの考え方で仕事が変わる』(最新刊4月15日発売)『すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術』(11刷5万部突破)『必要な知識を15分でインプットできる速読術』(クロスメディア・パブリッシング)、『マインドマップ 問題解決』『マインドマップ会議術』(ともにダイヤモンド社)。 クリエイティブマネジメント 公式サイト http://www.creative-management.jp
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